護岸工事が終わった石神井川に湧水を見つけた

西東京市都市伝説●よみがえれ石神井川…❶】
早大グランド南側の石神井川護岸工事も終わり、川べりポタリングを楽しむ人も増えた。散歩していて気がついたんですが、東伏見神社を境に上流にはほとんど水が流れていないが、下流の新たに護岸されたところには透明度の高いきれいな水が意外にも沢山流れている。
 不思議に思って雨上がりの日を狙って昨日川べりを散策してみた。すると、おどろいたことに新たに組まれた石垣の間から、何ヶ所も水がわき出ているのを見つけた。

画像右上に湧水が。


湧水


 南の高台には、旧石器時代の遺跡が発掘され、約30,000年も前に石神井川が流れており、かつては川とともに人が住んでいたこと分った。石神井川の上流にはやはり旧石器時代の鈴木遺跡(小平市)があり、下流には茂呂遺跡(板橋区)がある。この川は、3万年以上もの長い期間、人間と深い関わりを持ってきたが、いまこの川が涸れようとしている。何とか太古の川の流れと人との共生をよみがえらせて欲しいと願う。

石神井川早大グランド南で戯れるカモの親子がいた



東伏見橋下に舞い降りたゴエサギ