加藤敏郎(1927[大正2]-1993[平成5]年)の挿絵に感動

「粋美挿画展 時代小説の世界」最終日に行ってきた。加藤敏郎(1927[大正2]年3月31日―1993[平成5]年6月4日)の味のある挿絵に感動。墨1色で描かれた挿絵だが、原画を見ると印刷では表現されていないトーンや戦で闘っている武士達の一人一人のしぐさや表情にまで細部へのこだわりを発見する事が出来、プライスレスでのめり込んでしまう加藤の真骨頂を見る事が出来たような思いがした。なかでもこの挿絵が一番良かった。タイトルは忘れたが会津藩若松城鶴ヶ城)で闘う武家の男子・白虎隊の絵だ。