2012-04-27 大平洋画会を創立、帝国美術院会員の満谷 国四郎(1874-1936年)の『明治大帝』に寄稿された挿絵。「M」の「V」の部分に「K」を横向きにした「V」の部分を重ね漢字の「丹」のようにするのが国四郎のサインだが、ここでは更に国構えの略字「口」で囲んでいる。洋画家のサインには工夫を凝らし類似を避けたものが多く、サインを眺め解読しているだけで楽しい。