「粋美挿画」2号の特集で紹介した挿絵画家・濱野彰親さんの展覧会が、来年1月〜3月まで彌生美術館で開催されることになった。濱野さんは、山崎豊子「大地の子」、松本清張「迷走地図」、森村誠一「棟居刑事シリーズ」など数々の話題作の挿絵を描き、今も日本出版美術家連盟会長を勤める86歳現役の挿絵画家だ。彌生美術館での現役の挿絵画家の展覧会は珍しく、現代挿絵画家の第一人者の証であろう。画像は「棟居刑事の情熱」。


濱野彰親:画、森村誠一「棟居刑事の情熱」



濱野彰親氏近影(2011.2.2、大貫伸樹撮影)



「粋美挿画」2号表紙。