清瀬のダークダックス(闘病記2011.4.22)

昨夜、病院の待合ホールで、男性カルテット、清瀬のダークダックスこと“ほろよいず”による慰問コンサートが行われた。演奏曲目は、唱歌「こいのぼり」など4曲、美空ひばりの曲から「東京キッド」など4曲、コマーシャルソング「日立」「日生」「サントリー」「ハトヤ」などに「三ツ矢サイダー」等を織り交ぜて4曲、ほろよいずのベスト4曲「なごりゆき」「遠くへ行きたい」など16曲が45分間でうたわれた。



一風変わっていたのは、病院という場所柄、観衆が点滴棒を押しながら一番前のど真ん中に陣取っていたことや、酸素ボンベを引きずりながらの人、車椅子に乗った人がたくさんいたことだ。コマーシャルソングも面白かったが、外では見られない、点滴棒の林に遮られて歌手の顔が見え隠れしている光景の方が興味を惹かれた。それでも誰も文句を言わないのは、同病相哀れむか。