2011-04-21から1日間の記事一覧

講談倶楽部の発刊は明治四十四年十一月で、続いて大正三年、五年に面白倶楽部と講談社の大発展が宛もこの時期に相当し挿画の舞台が大がかりとなって、ここに割然と挿画家、漫画家という専門家が成長し美術界に一分野が生まれた事になる。

挿画を殆ど専門的にやった井川洗崖や鰭崎英朋の後に近藤紫雲、谷洗馬などは僕などと同時代に属したが、一方鏑木清方のあとに伊東深水、山川秀峰、鈴木浚秋(朱雀)などの麗筆時代があって岩田専太郎などの時代に続く訳だが、考えて見ると凸版時代になってか…

ベッドで水彩画(闘病記2011.4.22)

かれこれ4年ほど続いている某月刊誌の表紙画を入院しているからといって中止する訳に行かず、なんとか完成させて郵送した。 電話を使っての指示で、父の日をイメージしたモチーフを買いそろえてもらって、水彩道具を自宅から運んでもらうだけでも結構大変だ…

清瀬のダークダックス(闘病記2011.4.22)

昨夜、病院の待合ホールで、男性カルテット、清瀬のダークダックスこと“ほろよいず”による慰問コンサートが行われた。演奏曲目は、唱歌「こいのぼり」など4曲、美空ひばりの曲から「東京キッド」など4曲、コマーシャルソング「日立」「日生」「サントリー」…