吉田絃二郎『一人歩む』(改造社、大正13年) 

shinju-oonuki2006-01-30

恩地孝四郎装本の業』に記載されていない恩地の装丁本を探し始めたら、以外と次々に出てくるものである。先日高円寺で吉田絃二郎『一人歩む』(改造社大正13年1月初版発行、大正15年20版)を函カバー無しだが200円で購入した。『恩地孝四郎装本の業』装丁作品一覧表はもう少し完全に近いものと思っていたが、先週購入した本も記載されていなかった。特に記載されていない本を選びぬいてくるわけではなく、2冊ともたまたま見つけた本である。もっともこの本は清宮彬の装丁かな、と思って手にしたのだが、清宮の装丁を集めていなかったら見逃していたかもしれない。