好意的に考えれば、この本の編者は、やり甲斐のある仕事を残しておいてくれたのかもしれないな。装丁には、図案化されたおしゃれな飾りを使ってはいるが、今一つ、前衛美術を取り入れられないでいた時期の装丁で、震災後の恩地の創作の系譜を辿るには、貴重…
『恩地孝四郎装本の業』に記載されていない恩地の装丁本を探し始めたら、以外と次々に出てくるものである。先日高円寺で吉田絃二郎『一人歩む』(改造社、大正13年1月初版発行、大正15年20版)を函カバー無しだが200円で購入した。『恩地孝四郎装本の業』装…
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