2005-12-27から1日間の記事一覧

これが蛇の目だったのか!

「♪あめあめふれふれ……」といっても八代亜紀ではなく「……かあさんが じゃのめでおむかえうれしいな…」と歌う小学唱歌の蛇の目とは、この本に使われている傘のように、中心部と輪郭に沿った周辺とを10センチメートル幅くらいに黒や赤色などに塗り、蛇の目の…

使い古しの番傘だから美しい

この本の魅力は、何と言っても番傘として使われていた頃の面影が残っていて、なおかつその番傘に描かれた模様や文字などがうまくデザインとして取り入れられていることであり、その善し悪しがコレクターにとってはもっとも気になるところらしい。 そんなふう…

もう1冊「書痴の散歩」

番傘装ということで知られている、斎藤昌三自著自装の『書痴の散歩』(書物展望社、昭和7年)を新たにもう1冊購入することにした。中京大学での講演と武蔵大学での展示がダブってしまい、同じ本が2冊必要となり手ごろな値段で購入できるのなら……と思って、…