ついに発見! 幻の軽便鉄道全線空撮写真!!

【ついに発見した! 幻の軽便鉄道全線空撮写真!! 】
 昭和19年10月頃から終戦までのわずか1年にも満たない期間だが、西東京市中央部分であるひばりが丘団地(中島航空金属)から武蔵野中央公園(中島飛行機武蔵製作所)まで、製造されたエンジンを運ぶために敷設された軍用軽便鉄道が縦断していた。しかし、その痕跡は西武新宿線のトンネル以外はほとんど残っておらず、地図にも記載がなかったため幻の軽便鉄道と言われている。
 最近になって米軍が製作した地図に記載されていることが分かったが、その地図でさえ細部については不明の部分が多かった。
 今回発見した昭和20年に撮影された軍用軽便鉄道全線が写っている空撮写真には、線路は勿論のこと民家の位置など具体的に見分けることができるので、今後、戦争遺物などの発見の手がかりになるのではないかと期待している。