美空ひばりと同じ〈闘病記2011.4.26)

美空ひばり間質性肺炎を患って52歳で他界した。私も同病を患っているので、退院後の自宅療養では無理のないような生活をして、一生、ステロイド投薬は切れないかも知れないという病気とうまく付き合っていこうと思っている。美空ひばりも最後のステージ等無理をしなければまだ健在だった可能性もあったはず。そこが凡人との違いなのかも知れないが……。


胸部CTによる肺陰影と言われるすりガラス様陰影 ground-glass opacityはだいぶ消えているらしく、炎症の活動度の判定や治療効果の判定に信頼性が高いといわれるKL-6(シリアル化糖鎖抗原)の値も、昨日の検査で1600から1300に下がった。が、この基準値は500なので、まだかなり高い。この数字との戦いが明後日に迫った退院後に、自宅療養で自分で管理しなければならなくなった宿題なのである。美空ひばりの轍を踏まないように節制して、せっかく長らえた命を大切に使いたい。