2009-02-05 関野準一郎装丁、井上靖『腠の木』(集英社、昭和46年)が本棚から出て来た。幾何学的な面白い構成で、配色も美しく気に入ったので、購入しておいたものだ。これがケヤキの木に見えるかどうかは別として、抽象的な形態で自然のイメージを作るのはかなり大変な創作だと思う。 関野の装丁本がまとまってどこかにあるわけではないので、見つけたらそのつど掲載して、いつか、関野準一郎の装丁の話をまとめてみようと思う。 関野準一郎装丁、井上靖『腠の木』(集英社、昭和46年)、右が函の表面