40人ほどのワークショップなので全員がこんなに豪華な表紙つくりに挑戦するとはとは思えないが、タイルやペンダントや壊れた時計など、あるいは木の枝を輪切りにして題簽にするなど、何か別のものを貼り込んでもらえるのではないかとの期待を込めての鍔の象嵌だ。
セーターを買った時だったか、ラッピングに付いてきたモノだが、おしゃれなので保存しておいた。
こんなレリーフ状のモノなら何でも象嵌してみると、本の内容によっては面白い効果があるかもね。
初めて製本を体験する学生には少しハードルが高すぎかも知れないが、ま、衝撃を与える事もいい体験になるかも知れませんので、いきなり「面取」という角を落とす作業もやってもらおうと思っている。