2008-08-01 もう一冊は、装画:武井武雄、吉田一穂『海の人形』(学芸書林、昭和51年)。大正13年金星堂より上梓された童話集で、著者の三回忌に再度刊行されたもので、吉田一穂の処女作でもある。武井武雄の挿絵が13葉掲載されているのが魅力的だ。 装画:武井武雄、吉田一穂『海の人形』(学芸書林、昭和51年) もしかして、来年、イルフ美術館へ取材に行くことになるかも知れないので、それまでに武井武雄のことを少し勉強しておこうとして購入した。