コメントをありがとうございます。
林哲夫 『ところで、あの金属がアルミニウムだというのは間違いないんでしょうか？』
退屈男 『何も知らん者が脇から失礼します。『われらが古本大学』（天牛新一郎）の一〇〇ページの、矢部良策創元社社長との対談のなかで、矢部氏が〈横光さんの“時計”という本などは、当時朝日ビルがジュラルミン装で新築されるなど軽金属が時代の流行であったから、ジュラルミンを本の上へはって真中にちょっとした穴をあけ、“時計”という題名とマッチした感じを出しました。〉と言っています。』
私は銅版画をやっていますが、時々アルミ版を使ったりします。その金属板と見た感じや、たたいた時の情けない音などからてっきりアルミだと思いこんでおりました。ヤカンや弁当箱に使われるアルミも、機動隊の盾や建材などにに使われるジュラルミンも、見かけは似ているようですので、断言は出来ません。一度銅版画用のニードルで削ってみましょうか。ジュラルミンなら簡単には、削れないのではないかと思います。
退屈男さんの資料『われらが古本大学』（天牛新一郎）は、知りませんでした。新たな資料で有難いです。社長がいうのなら信憑性がありますね。何とか確認する方法がないものでしょうかね。
『われらが古本大学』（天牛新一郎）をさっそく注文しました。
