朝イチで古書市へ

 
午前中、BIG BOX古書市に行ってきました。
尾竹俊亮『尾竹国観伝』(まろうど社、1995年)
装丁:木下杢太郎/小宮豊隆『黄金虫』(小山書店、昭和17年第8刷)
装丁:河野鷹思西條八十西條八十詩謡全集』(千代田書院、昭和10年
装丁:Tani/川本不二雄『未完の告白 平沢貞通懺悔録』(蜂書房、発行年不明)
などを購入。
 
書影は、帝銀事件の平沢貞通と小樽中学の同級生で牧師の川本不二雄の話『未完の告白 平沢貞通懺悔録』(蜂書房、発行年不明)の表紙。装丁が面白いので購入したが、署名はTaniとあるが、誰なのかはわからない。
 
『黄金虫』は何冊も所有しているが、なぜか版が違うだけで購入してしまう。『春琴抄』『青春物語』も何冊も持っている。『青春物語』は異装本もあり、その内に話のネタになるのではないかと思っての先行投資だ。

『尾竹国観伝』は挿絵家として興味を持っていたが、横山大観岡倉天心との確執で、3回連続受賞していたが、次は突然落選となり、文展をめぐる日本画家の派閥問題などで興味があった。また国観は「小国民」の挿絵家として、12才ころから活躍していたのも興味深い。