2011-12-09から1日間の記事一覧
厚表紙とか堅表紙と呼ばれるボール紙を使う西洋式の製本には、本製本(糸縢り綴付け本)や上製本、そして、南京綴などの「くるみ製本」呼ばれる簡易上製本等がある。明治初期に輸入されたこれらの西洋式製本には、板紙は必要不可欠な資材であったが、まだ国…
サミュエル・スマイルズ『自助論』を訳した中村敬太郎(正直)訳、木平謙一郎板『西国立志編』の初版は十三篇十一冊、半紙判、和紙和綴、木版印刷、黄表紙で明治四年に七月に刊行した。(*木平謙一郎板『西国立志編』十三篇十一冊のうちの1冊をネットで購入…