2011-03-18から1日間の記事一覧
これを読んで、小林恒美にも興味を持ったのだが「彼は自分の命までも我々より先立たせてしまったのである」(前掲書『変手古倫物語』)と、あるように、若くして亡くなってしまったのか、小林恒美に関する本などをネットで探してみたが、見つからなかった。
闘病生活は、昼間は1時間ごとの検温、血圧検査、点滴、3度の食事などに追われて何もできず、21時に消灯してから朝6時の点灯まで9時間も真っ暗の中で、夜が長く退屈だ。昼間の暇な時間に田代光『変手古倫物語』(美術倶楽部、昭和56年)を読んだ。入院中なの…