2009-06-19から1日間の記事一覧

神奈川県立図書館から講演会の依頼があり、10月25日(日)13:30〜「奇抜な素材の『美しい』本〜斎藤昌三のこだわり」を開催予定

今まで調べた斎藤昌三の話や手持ちのゲテ本をゼ〜ンブ持っていきますので、ぜひご参加下さい。

私の最近の水彩画

先週から、毎日のように1枚仕上げている。朝起きて3時間、寝る前に2時間くらい絵筆をとることにしている。 大貫伸樹「うちわ」09.6 大貫伸樹「朴葉」09.6 大貫伸樹「紙風船」09.6 大貫伸樹「ブリキの飛行機」09.6 本日描き始めた「ゼンマイ仕掛けのブリキの…

三宅克己は徳島県で生まれ、明治14年、7歳の時に日本橋区浜町に引っ越しをする。その引っ越し先は、「門の前通りが俗に狐横丁といわれて、昼でも人通りの稀な、ほんとうに寂しい往来であった。それでも同じ通りのうちに、油絵の元祖といわれる高橋由一先生の画塾があり……」(三宅克己「思い出づるまま」)と、高橋由一の画塾の近くだったようだ。

そのことが三宅にとっては、夢を広げるきっかけにもなったようで、「私の住んでいた狐横丁の入り口に、油絵の画塾があった。それは、高橋由一先生の経営されていた、確か天絵学舎といったように記憶しているが、大勢の書生がみな油絵を習いに来ていた。毎週…