2008-03-11から1日間の記事一覧

ちょっと気を良くしたので、ついでにもう一人解読します。

これを魅せられてもいきなりは読めないでしょう。文字は理解できても言葉にはならないからだ。 これは本田庄太郎の落款だ。そうとわかれば後は謎解きごっこなので、遊び心を理解するにはこちらの気分もかなりリラックスしないと理解できない。ジョーダンだろ…

ネットで、略歴もわかった。

この浅野薫さんが昭和3年の浅野薫と同一人物ならば、最近倒産した新風社からの自費出版と思われる絵本だが、現役の絵本作家のようだ。 著書=『いのししの夫婦』(新風舎 、2006/06) 原作・絵/浅野薫 文/浅野都『猫のカルテット』(新風社、2005年06月21…

浅野薫の新たな情報をゲットした。

落款蒐集を進めていくうちに浅野碌耳というさし絵家が出てきた。この新たな資料を厶比べてみると浅野薫と浅野碌耳は同一人物なのではないかと思われる共通の特徴を数ヶ所見つける事が出来た。 上段の5個並んだ一番右の浅野薫が書く「画」と、下段の浅野碌耳…

浅野薫の落款にある耳のようなマークは何なんだろうか? 今日はその解読に挑戦してみようと思う。

まずは、浅野薫の落款をたくさん並べてみる事にした。毎回少しずつ変わる書き方の違いから、何かわかるのではないかという期待を込めて、集めてみた。「薫」はすでに上にあるので下の耳のかたちには「浅野」と書くのが普通であろう。 にらめっこしながら、「…