夢二のこのタイトル文字は明らかに装飾文字を意識していたものと思われるが、発表の時期としては装飾文字のブームよりもかなり早い時期であり、時代の先端を走っていた夢二の目は西欧の新しい文化や美術に照準を合わせていたことが分かる貴重な作品といえる。…
この本は、外国で作られた図案文字の紹介で、国内の作品は掲載されていない。昭和初期にブームとなる装飾文字の草分け的な、或は教科書的な存在の本である可能性が高く、各作品に製作者名が記されているのは資料的価値が高い。 原本となった書物の紹介がなさ…
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