ギネス認定のプラネタリウムでドーム型大型映像を初鑑賞!

プラネタリウムでドーム型大型映像を初鑑賞!】
 「世界で最も先進的」としてギネス認定されている多摩六都科学館プラネタリウムで、KAGAYAスタジオ制作のプラネタリウム番組【宮沢賢治原作「銀河鉄道の夜」】、「キトラ古墳が語るもの」を鑑賞してきた。



 4Kプロジェクター4台でドーム型スクリーンに映し出された「銀河鉄道の夜」の世界では、まるで、映像の中に飛び込んで、天空を走る汽車に乗り込んでいるかのような不思議な感覚を初体験した。孤独な少年ジョバンニが、友人カムパネルラと銀河鉄道で旅する星座の世界を美しく視覚化しており、北の十字星から南の十字星までの星座をも解説してくれる。
 「きとら古墳…」では、古墳の壁面に描かれた天文図を解説。鮮明な映像で映し出された石室の中にすっぽりと入り込んでしまったような感じになるのがドーム型映像の特徴なのだろう、この感覚がたまらない。無声映画の弁士を思い起こさせるような、見事な生ナレーションも見どころの一つだ。




 世界最多1億4000万個の星を直径27.5mの大型ドームに投影する投影機「CHIRON II(ケイロンツー)」が作り出す「当日の星空」は、肉眼では見えない星までも再現して圧巻だ。天の川を作り出している無数の恒星や星雲なども一つ一つ光の点でつくりだしているという。