これを買わずにはいられるか〜!

この仕事していて一番楽しいのは、クライアントの多くが神保町界隈にあり、古本屋街の神保町界隈での打ち合わせに出かけることだ。昨日は、午前中は小川町で、午後からは九段下で打ち合わせがあった。移動時間を2時間とったので、その間に昼食をとり古書店を探索する予定。
 神田で昼食と言ったらやっぱり日本一のカレー激戦区ならではのカレーでしょ。昨年、300店以上のカレー提供店が集まる神田の街をカレーの力で盛り上げるためのイベント「第5回 神田カレーグランプリ2015 グランプリ決定戦」でグランプリを獲得した「上等カレー」でエビカレー980円を食べた。


 今日は打ち合わせのための資料をたくさん持っているので、絶対に買わずに「みてるだけ〜!」にするぞ、と強く心に誓っての古書店めぐりだが、なぜか買わずにいられなくなる本が目の前に現れる。



 鏑木清方が描いていた雑誌「苦楽」表紙絵の展覧会の図録「清方の描いた女性たち」や、関東大震災発生直後の1923年9月に、今和次郎が美術学校の後輩や若手の芸術家とともに、「バラックを美しくするための仕事一切」を引き受けるべく結成した運動体「バラック装飾社」を特集した「Ahaus」(アーハウス編集部、2008年)、ボタニカルアートに興味を持ち始め先月から教室に通い始め、欲しくてたまらなかったシーボルト日本植物図譜コレクション「FLORA JAPONICA」(小学館、2008年)などなど、これを買わずにいられるか〜!