ダチュラの町にトレビアン!

朝鮮朝顔、別名ダチュラ。毎年撮影しているが、人間も毒があるほど魅力的であるように毒草だから魅かれるのか? 幻覚性のアルカロイドを含む有毒植物で猛毒だ。江戸時代の外科医、華岡青洲は、ダチュラを主成分とする内服全身麻酔薬「通仙散」を完成させ、日本最初の全身麻酔による乳癌摘出手術に成功した。ドラッグ界では「魔王」として有名で、オウム真理教も「ダツラ実験」といって、オウム信者の洗脳に使っていたと言われている。今、この毒草が町中のいたるところで咲き誇っている、何と言う素敵な風景だ、毒草の町にtres bien ! (トレビアン!すばらしい!)。