装丁の必需品、ファンシーペーパーの「ミニ見本帳」

本の装丁をするには、表紙や見返し、別丁扉などに使うファンシーペーパー(色紙)の、はがきタテ半分ほどの大きさのチップ集「ミニ見本帳」が必要になる。メーカーさんや問屋さんに連絡すれば無料で送っていただけるものだが、50〜60冊が棚ごと数社から送られてくるので、全部の名前や特徴を覚えるのも大変で、置く場所にも苦労する。
 沢山のミニサンプル帳から、一度採用した紙には見本帳の背に赤い●のシールを貼り、採用した本のタイトルを書き込むようにしている。こうすると、自分好みの紙が一目瞭然ですぐにとり出すことが出来る。
  先週も事務所からよく使う●印の見本帳を30冊ほど持ち帰った(写真1)。
写真1.


チップを使い切ったらまた送ってくれるので、先週は「ディープマットという紙のミニ見本帳送ってください」と連絡した。すると、写真2のような、きれいな見本帳を沢山送ってきてくれた。
写真2.


欲しい見本帳は写真下の1冊だけだったんですが、堀川さんありがとう!
写真3.