薄紅色の〜♪ハナミズキは素敵な外来種

♪つぼみをあげよう 庭のハナミズキ♪ 薄紅色の〜可愛い君のね 果てない夢がちゃんと終わりますように♪ 君と好きな人が 百年続きますように♪(作詞:一青窈、 作曲:マシコタツロウ)。最近は街路樹などでもよく見かけるようになったハナミズキだが、日本で栽培されるようになったのは、1912年に当時の東京市長尾崎行雄が、アメリカ合衆国ワシントンD.C.ソメイヨシノを贈り、その返礼として191(大正4)年に贈られたのが始まりだという。
 写真は近所の庭に咲いていた紅白のおめでたい? ハナミズキ


立てばシャクヤク座れば牡丹とは、美しい女性の容姿や立ち居振る舞いを花にたとえて形容する言葉だが、生薬の用い方をたとえたものとの説もある。
 「立てば芍薬」の”立てば”はイライラとし気のたっている女性を意味し、芍薬の根で痛みを取り、筋肉のこわばりを取り改善される。
“座れば牡丹”の”座れば”は座ってばかりいる女性で、「瘀血(おけつ)」が原因となって腹部に血液が滞った状態を意味する。「瘀血」は牡丹の根の皮の部分(牡丹皮・ぼたんぴ)で改善される。歩くときにユリの花のようにフラフラ……。と、生薬の効用を見事に婦人病に喩えている。ということは、イライラした女性やオケツの女性など病の女性のことか?
 写真は狭い駐車場の黒い車の脇に咲いていたのをフェンスの外から撮影したため構図はこれしかできなかった、まさに花の女王様とでも言いたくなるオケツの女性に喩えられる牡丹の花。