家から徒歩10分ほどのところにある東大農場(正式名称:東京大学大学院農学生命科学研究科附属農場)・演習林は22ヘクタール(東京ドームの約5個分に相当する)の広大な土地に畑や森が広がっている。今日はここを散歩してきた。

 ここには明治時代に中国から日本に始めて移植された生きた化石メタセコイア100本の内の一本がある(写真左)。この樹に東京大学科学の森里親・野中冨雄という看板がたてられており、偶然にもこの元某大学教授・野中さん本人に出会うことができ、農場内に昔のままに残されている鎌倉街道(写真右)にまつわる話や昭和10年頃に本郷から荷車で移植した巨大なクスノキの話等、野中さん本人から個人授業を受けることができ、充実した時間を過ごすことが出来た。