2012-03-28 東郷青児(1897-1978年)のサインは「青児」と書くのがよく知られているが、若い頃は「Si・iedi」と書いていた。『紫の恋』の装丁は青児24歳、7年間に及ぶフランス留学から帰朝した時の作品でピカソやマルク等の影響が見られる。私は、偉くなる前のこの頃の作品が好きだ。