本日、神保町・東京堂書店へメールと電話で「粋美挿画」創刊号の販売をお願いしてみた。書店さんとの直接交渉だ。すると、何と100冊もの注文を受けてしまった。お願いのメールとはこんなものだった。


「本の手帳」ではいつもお世話になっております。
今回は、日本出版美術家連盟が6月6日に刊行する「粋美挿画」創刊号(年1回刊行)のお願いです。巻頭特集14頁(「99歳でなおも活躍を続ける挿絵画家・中一弥」、第40回日本出版美術家連盟作品展出品43名の作品を掲載。
上記冊子、定価1,000円+税を●掛けで20部ほど委託販売していただけませんでしょうか。
「粋美挿画」の詳しい内容は
http://d.hatena.ne.jp/shinju-oonuki/20100531
でご覧下さい。御検討をよろしくお願いいたします。



「粋美挿画」創刊号



「粋美挿画」創刊号


すると、30分も経たないうちに、返事がきた。


確認が遅れて申し訳ございません。
下記注文いたします、入荷予定日をご連絡くださいませ。
注文希望数、100冊で委託可能でしょうか。
特集が、中一弥さんとのこと、当店では逢坂剛さんが良く来店され、親交がございますので、精力的に販売したいと思います。
注文内容についての確認は、松●又は佐●までお願いいたします。
よろしくお願いいたします。

神保町 東京堂書店


「え〜っ!!!!!100部ですか〜!!!」興奮しながら、すぐに電話を入れる。担当のM本さんと、店長のS野さんが応対してくれた。何が私をこうさせるのか、100冊を抱えてタクシーに乗り込み、電話を切ってから30分ほどで神保町・東京堂書店へ納品した。早速店頭に並べて、もう今日から店頭販売をしてくれました。東京堂書店の店長・佐●さん、松●さんありがとうございました。


日本出版美術家連盟の「粋美挿画」プロデューサー・星恵美子さんにすぐに携帯で報告すると、「うわ〜すっご〜い!やったね〜。幸先いいね〜。タクシー代は連盟で払いますからね〜。」とご機嫌だった。


インターネット販売の「日本の古書屋」で、「出版美術家連盟」と入力すると、「出版美術家連盟 1955年鑑 山川惣治ペン署名入り 52,500円 岩田専太郎、田代光、永松健夫山川惣治馬場のぼるほか、 昭30」とあるが、この冊子は、「粋美挿画」のバックナンバーに該当するものだ。

この本は未見なので、私も一目見たいと思っているが、購入するのはちょっと高いので、誰か会員で所有している人がいないものだろうか。