蔵書票のコレクターとして知られている青木康彦さんからお借りしている本だが、この"SCENES DES ANIMAUX"1842年がすごい。もしかして実在するのではないかとおもえるくらいで、気味が悪くなるくらいに見事に擬人化された動物が描かれている。1ページ大のエッチングが90点ほど挿入されている。こんなにたくさんの動物が出てくるのだから、1匹くらいカラスの絵があるのではないか、と思いながらページを繰ってみた。


J,HETZEL EDITEUR"SCENES DES ANIMAUX"PARIS,1842年



J,HETZEL EDITEUR"SCENES DES ANIMAUX"PARIS,1842年



J,HETZEL EDITEUR"SCENES DES ANIMAUX"PARIS,1842年
こんなにたくさんの動物が描かれていながら、カラスがいない。



J,HETZEL EDITEUR"SCENES DES ANIMAUX"PARIS,1842年


どうですか、この絵!!! カラスの絵でなくとも、ついアップしたくなるほど、すごいんですよ。どの絵も。



J,HETZEL EDITEUR"SCENES DES ANIMAUX"PARIS,1842年


テーマから脱線しているではないか、などと硬いことは言わないで、明日もこの奇妙な絵をアップし続けますので、ただただ鑑賞して楽しんで下さい。