正月休みだというのに


大型オブジェの3部作を作ろうと思い立ち、暮れから正月にかけてオブジェ作りに熱中した。その第1作目がこれ「協同演奏」。一台の楽器を沢山の人で協同して演奏するのをなんというのか? そんなことって実際にはあまり考えられないので言葉がないのかな?



バイオリンやビオラのような弦楽器をイメージしているのだが、絃を押える人と、弓を動かす人たちが協力して一つの音を出す仕組みになっている。実際にはこのような楽器は存在しない。あったとしても演奏はかなり難しいだろうと思われる。つまり、あったらいいな、の楽器なのです。


一番上で絃の張り具合を調整しているのは、フルート演奏者でもある。調弦するだけでは演奏中は暇になってしまいますからね。
この作品の天地寸法は95cmで、これまでの作品中最大だ。