装丁家・大貫伸樹の装丁挿絵探検隊
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装丁家・大貫伸樹の装丁挿絵探検隊
2012-05-01から1日間の記事一覧
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大正末期から昭和初期の映画産業で盛んに用いられたキネマ文字のタイトルだ。さぞかし創作者の小谷津五碧は知名度の高い画家だろうなと思いネットで検索をかけたが何もヒットしなかった。今回、名前が分かっただけでも今後調査する上では大きな収穫だ。
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新劇を中心に舞台美術や映画美術を数多く手がけた昭和を代表する舞台美術家・伊藤憙朔(1899-1967年)が描いた永田秀雄「孫逸仙」(「日曜報知」昭和6年)の挿絵だ。装丁などもたくさん残しており活動範囲の広さに驚かされる。
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1940年、第二次大戦の戦火迫るパリを脱出し、7月帰国した頃に藤田嗣治が描いた挿絵でまだパリの香りを芬々と漂わせている。9月には陸軍省嘱託としてノモンハン戦闘を主題とする作品制作のため新京へ行く。藤田嗣治のサインは、「Foujita」、「嗣治Foujita」(画像右下)「嗣治」が多く、タブローには「嗣」一字だけのサインは見受けない。掲載した画像「改造」(昭和15年9月号)は「嗣」(画像右上)一字だけのサインだ。アルファベットのサインは禁止されていたのだろうが、それだけではなく複製絵画にはタブローと同じサイ
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