2011-11-05から1日間の記事一覧

「粋美挿画」2号好評発売中!

A4版38頁、定価=1000円+税50円(送料80円)ご購読のお申し込みは上記事務局へ。 「粋美挿画」2号 4-5p 岩田専太郎が夢二の作品やビアズレーの作品にヒントを探っていたのがよく分かる 「粋美挿画」2号 6-7p このモダンさと妖艶な女性がが人気の秘密。で…

日本出版美術家連盟、会員募集中! 年会費18,000円

日本出版美術家連盟は、1948(昭和23)年4月、岩田専太郎、梁川剛一、田河水泡、鴨下晁湖、細木原青起を含む15名の挿絵画家達が発起人となり創設された出版美術界に於ける長い歴史と伝統あるプロ・イラストレーターの団体です。堂昌一も元会長・理事長を歴任…

挿絵画家・堂昌一の略歴を作っていたが、若い頃のデータがなかなか見つからずにいた。が、「粋美挿画展」への出品作品を借りるために堂前家を訪問し略歴作りの困難さ明かすと「文芸随筆」に連載執筆された記事を出してくれた。今回は堂昌一「戦中から流れて」(「文芸随筆」NO.44 、2007年)を紹介しよう。

昭和十七年、中国での四年半続けてきた戦争初戦の勝利を発表し続けた、大東亜戦争大本営。国民は喜んでいましたが物資の不足は深刻で、絵の具は配給制になり、何れかの絵画団体に属していませんと配給がありません。“聖戦美術展”“大東亜戦争美術展”等の公募…