2010-02-07から1日間の記事一覧

なんの本に書いてあったのかは忘れたが、井上靖『ある偽作家の生涯』を紹介されていたので、早速購入して読みはじめた。文庫本の50頁程の短篇だが結構読ませる。

井上靖『ある偽作家の生涯』(新潮文庫、昭和46年18版)、カバー画:平山郁夫 さわりを紹介すると、ある新聞社の美術記者が、日本画家大貫桂岳の遺族から伝記編纂の仕事を依頼される。調査を進めていくうちに、桂岳の偽作を描き続け暗い不幸な生涯を送った原…