『書淫行状記』(書物展望社、昭和10年1月) 「後記」には、「装幀は純日本趣味を出して見たく、今度は漆塗りを試みてみた。それも單なる漆塗りでなく研出布目塗りにして、萬全を期したつもりであるが、果たして出来上がりは、如何か。背文字も元来は漆でか…
『閑板書国巡礼記』のあとがき「巡礼を終えて」には「装幀に試みた蚊帳は、この夏腹案したもので、この寒さに向かって蚊帳でもあるまいと冷笑されやうが、ヒト様にはこんな失禮な装幀を応用するのは申譯ないから、自分の物に仕様するより他はないと決行した…
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