2009-09-10から1日間の記事一覧

これは、中一弥:画、山手樹一郎「甘辛鼠小僧」(博文閣、『娯楽倶楽部』昭和27年11月号)の挿絵で、中氏が41歳の時に描いたものだ。細い線に張りがあって力強く、魅力的な絵に仕上がっている。挿絵が掲載されているスペースも2ページ分使われており、その分、原画が大きく描かれているだろうから、絵が伸び伸びしてみえるということもあるだろう。

中一弥:画、山手樹一郎「甘辛鼠小僧」(博文閣、『娯楽倶楽部』昭和27年11月号)、中氏41歳。 中一弥:画、山手樹一郎「甘辛鼠小僧」(博文閣、『娯楽倶楽部』昭和27年11月号) 「デビューしたころは、ケント紙を使っていたんですが、昭和8年ごろから少年雑…