山奥で生活する、貧しい老夫婦が、一体どうやって、鎧刀や上下を用意したのだろうか、と幼い頃からの疑問だった。が、やっぱり、そんな疑問を持っていた画家がいたんだ、と、つい嬉しくなってしまった。梶山俊夫・絵、松谷みよ子・文「ももたろう」(『もも…
「『おぢいさんやおばあさんは、今頃何をしてゐるだろうなあ』そんなことを考えると、まだ七つにしかならない桃太郎さんは、少しお家が恋しくなって来ました。それで黍団子のふくろを手にもったまま、自分の歩いて来た路の方を、せのびをして眺めてみたので…
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