2008-08-07から1日間の記事一覧

オブジェ制作:大貫伸樹「仲間入り」

「こうして、飛ぶんだよ」 「もうこれ以上、低くできないぞ!」 「あっ、飛べたぁ〜!!」 兄や姉の遊びの仲間入りが出来た記念的な瞬間です。

年間30冊の表紙に使われている小枝を使ったオブジェが、判例タイムズ社のショウウインドウに飾られています。

オブジェ制作:大貫伸樹 一番右のオブシェは、既に表紙に使われましたが、中央と左のオブジェはこれから登場する予定のものです。中央のオブジェの高さは約60センチくらいです。これを10日に1体ほど、毎号創って、撮影してデザインするんですから、結構大変…

挿絵のはなしを書こうとして、鞍馬天狗を集めていましたが、村上光彦『大佛次郎─その精神の冒険』(朝日選書92、1977年)を読んで、その内容の深さを知り、とうとう全巻読んでみたくなってしまった。

「鞍馬天狗」は博文館の講談雑誌「ポケット」大正13年5月号に雑誌の「心棒」として《幕末秘史・怪傑「鞍馬天狗」──第1話・鬼面の老女》と、特別の待遇を受けて始まり、15年12月号まで連載された。その後、さまざまなところに連載を続け、最終的には昭和40年1…