2008-05-30から1日間の記事一覧

小田富彌の案だといわれる黒襟白紋付きだが、その紋付きに使われている家紋に注目してみた。家紋は髑髏(どくろ)マークだと思っていたが、意外にも初めから髑髏マークではなかったようだ。

下記の絵は、『丹下左膳』の前身『新版大岡政談』の一場面だが、家紋がはっきりと描かれている。六角形の中に「二」の字が描かれているのが判る。 挿絵:小田富彌、『新版大岡政談』(大阪毎日新聞、昭和3年) 下記の絵は、志村立美:挿絵、林不忘『丹下左膳…