2008-02-29から1日間の記事一覧
解読できた分を紹介しましょう。これはやや難解のほうです。わかってしまえばナ〜ンダなんですがね。ここれら下記の落款を観ただけで分る人はかなりのツウだ。 答えは上から渡辺審也、川上四郎、名取春仙。春仙は1907(明治45)年には、東京朝日新聞社の嘱託…
下記の2点は、残った名前からも推察できない例だ。当時の編集はいい加減で、必ずしもさし絵家名一覧が信用できるとは限らない。明らかにさし絵はあるが画家名の記述が抜けていたり、全くさし絵が登場しないさし絵家名が記されていたりする。全体が3章に別れ…
この本には、登場するさし絵家59名が目次の後にまとめて記されているので、簡単に解読できるさし絵家の落款を先に手がければ、残った落款が誰のものかは簡単に推察できるに違いない、と思ったが、これがなかなかうまくいかない。