前記の図録に掲載されている忠弥の作品点数は、87点ある。そのうち写真が掲載されているのは約半数の42点。しかし……。この蒐集は公の機関のコレクションとしては寂しすぎませんか? 個人の蔵書を披瀝しているのではなく、税金使って集めてこの体たらくですか…
忠弥の最初の装丁については、岩手県で開催された岩手県ゆかりの8人の装丁家(栗木幸次郎、高橋忠弥、松本俊介、前川直、船越安武、村上善男、五味清吉、萬鉄五郎))の装丁展図録『本の装い』(岩手県立博物館、平成11年)を見ると、1937(昭和12)年『詩抄…
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