2006-02-15から1日間の記事一覧

広川松五郎装丁、クレエビイル、小松耕輔訳『音楽の聴きかた』(目黒書店、大正9年9月初版、大正10年11月3版)

広川松五郎の単行本の装丁としてはごく初期の傑作である。この頃の松五郎の装丁としては、室生犀星『抒情小曲集』(感情詩社、大正7年9月)があるが、復刻本もありこちらの方はよく知られている。 自費出版『感情』の表紙の装丁を手がけたのがやはりこの頃で…