明治期、大正期には手摺木版刷の版画を使った装丁といっても珍しくはないかも知れない。 恩地孝四郎装丁、吉田絃二郎『芭蕉』(改造社、大正15年2月16版、初版は大正12年7月)の表紙は、芭蕉の葉をモチーフにした図案で、手摺木版画が使われている。具象版画…
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