ボタニカルアート教室…椿を描く

ボタニカルアート教室…椿を描く】
 西東京市田無公民館で開催されているボタニカルアート教室に行ってきた。今回は、近所の造園業者の畑から、一本の枝に花と蕾が付いている枝を探して購入してきたヤブツバキを描いた。


 枝を描くときは、「二」の字のような二重の輪が付いているところがあり、芽を出すのに気候が適していなかったので、1年間芽を出すのをためらって、2年目に芽を出した痕だから、見逃さないように描くこと。
 葉は、付け根の近くはまだ葉が小さく養分も十分なので成長が早く葉の輪郭にギザギザができないが、大きくなるにつれて養分が十分に行き届かなくなり、ギザキザの間隔が詰まってくるのをよく観察すること。先端のとんがりは丸まっているものもあり、そこで品種を見分けることができる重要な場所だという。
 オシベは、たくさんあるように見えるが、付け根に近い方は1つにまとまっているのを描きこむようにして、先端部分は1つ1つが独立しているように茎の部分も丁寧に描くようにする。
 などなどのお話を伺った。
 今日も、いちいち感心させられ納得する話ばかりで、「な〜るほど」の連続だった。