トイレの神様は東伏見稲荷神社にいま〜す!

西東京市都市伝説❺東伏見稲荷神社にはトイレの神様が祀られている】
トイレの神様はいま〜す!」数年前に♪トイレには〜 それはそれはキレイな〜 女神様がいるんやで〜 だから毎日 キレイにしたら〜 女神様みたいに べっぴんさんになれるんやで〜♪(作詞:植村花菜山田ひろし/作曲:植村花菜)という歌が流行ったが、トイレの神様なんて歌の中だけのもの!と思っていたら、なんと本当にいたんです。
 西東京市東伏見稲荷神社に初詣に行って、寒さのあまり神門脇のトイレに駆け込み用を足した人は気がついたかも知れませんが、そこには「埴安姫神御守護」と書かれたお札が写真のように貼ってあったはず。これが埴安姫神(はにやすひめのかみ)というトイレの神様だったんです。




 お札の販売所には「埴安姫神御守護」のお札が売られており「(お手洗いの神様)お便所を御守護してくださる神様で 波邇夜須毘売神:(はにやすひめのかみ)とも記されます しも(*注)の世話にならぬようにまた男女ともに 腰から下をお守りいただけるよう お貼りしておまつりします」と書かれていた。


 ネットで調べてみると「埴安姫(はにやすひめ)は便所の神ですが、大変美しい女神だといわれています。両の手でそれぞれ大便と小便を受けてくれます。で、便所に唾を吐くと手がふさがっているので口で受けざるを得なくなり、大変怒るそうです。
また、人前に姿をあらわすことを嫌うため、便所に入る前には、必ず咳払いをするなどのサインを送らなければなりません。現代風にいえばノックせよ、ということです。
ただ、目が見えないそうです。ですから妊婦が便所をせっせと掃除すると美しい子を授けてくれるそうです。
便所は聖域でもあり、あの世とこの世の境界でもありますから、あの世からやってくると思われていた新生児を司る神でもあるのです。神話のなかでも穀物は汚物や排泄物、屍から生まれています。
便所の女神はエチケットやモラルの神であり、人や物の生死…とくに生誕に深く係わる神でもあったことが、これらの言い伝えからわかります。
見かけたら購入されたらいかがですか。将来「しも」のお世話にならぬようお祈りすると良いそうですよ。」
(ぞえじいの福々巡り hhttp://www.zoeji.com/02charms/02-huda/02char-huda-gongen.html)とあった。
 私も将来しもの世話にならないようにと「埴安姫神御守護」のお札を購入しました。
(*注)『しも』 下(しも)とは下部、下方、後半という意味で後ろに様々な対象語句を付けて使われる(下手、下座、下期など)。そのひとつに身体で腰より下の部分を意味する下半身(しもはんしん)があるが、この場合、単にしもと略しても使われる。ただし、しもと略した場合、特に陰部をさすことが多い。さらにこれが転じ、大便や小便のことをしもと呼ぶ。例えば「しもの世話」といった場合、体が不自由な人の大便や小便の世話を意味する(「しもの世話」については男性の性欲処理の世話という意味で使われることもある)。(「日本語俗語辞書 」)