2012-05-11 清宮 彬 ( 1886-1960年)のサインは以前から探していたのだが、昭和の作品がみつからず、昨日神保町でやっと「文と詩」(昭和13年)をみつけた。彬は白馬会葵橋(あおいばし)洋画研究所に学び岸田劉生と知りあい1915(大正4)年劉生らと草土社を創立し同人となる。油彩画のほか早くから創作木版画を手がけ、ヒュウザン会や草土社のポスターや目録、入場券など斬新なデザインによる仕事を残しており、劉生にタイポグラフィーやデザインを手ほどきしたのも清宮といわれいる。サインのHSについてはなかなか解明できなかったが、