大西さんは毎日規則的に、午前中2〜3時間描き、午後に2〜3時間描き、夕方に近所の公園などへ散歩に出たりして、夜にも2〜3時間描いているという。今描いている絵はこうして3週間くらいかけて描いているが、これから仕上げに入るのでまだもう少し時間がかかるという。1枚の絵に精魂込めているのが絵によくあらわれている。奥さんが、「大西の絵には人が息づいているのが好きなんです」と言っていたのが印象的だった。



製作中の大西將美さん 撮影:大貫伸樹



製作中の大西將美さん 撮影:大貫伸樹



作品を前にした大西將美さん 撮影:大貫伸樹



大西將美さんの装画作品 撮影:大貫伸樹



棚の上に積まれた大西將美さんの箱絵作品 撮影:大貫伸樹



棚の上に積まれた大西將美さんの箱絵作品 撮影:大貫伸樹


15日には印刷に入稿しなければ間に合わないというのに、いまだに取材に駆け回っているので、本当はあせっているのだが、編集長たるものは常に「まだ大丈夫」という顔をしていなければならないのがつらい。我が編集部のスタッフ達はいつもジャンケンの後出しのように、レイアウトまで決まってからアイディアが浮かぶらしい。その方がいいとなると日程も予算も関係なく走り出す。繊細で小心者のA型人間が編集長で、スタッフ全員が手綱の効かないB型人間ばかりというのが、胃を痛くさせる原因となっているのかも。
こんなことをしていて、果たして、発行日に間に合うのかな? と心配しているのはA型人間だけか!