「シャボン玉とんだ」



かつて入れ込んでいた、アールデコ風に同じポーズの女性が揃ってシャボン玉を飛ばしているところです。2ヶ月ほどさぼっていたら、大部腕が鈍って、細かな細工にやたら時間がかかってしまいました。シャボン玉の輪は特に大変でした。


私が小学生の頃はシャボン玉飛ばしが流行り、みんな独自の液を造り、きれいで大きいのを作って競いました。私は姉と兄と三人で工夫して、洗濯石鹸、黒砂糖、松やに、お茶っ葉、そしてエゴの実を潰して入れました。そして泡立ちがよくなるようにぬるま湯で溶きました。当然、作り方は秘密でした。