オブジェも久しぶりに完成しました。昔懐かしいトンボとりです。


昔は網を使わずに、人さし指の先をトンボの目玉を指しながらくるくる回す。するとたいがいのトンボは吸い込まれるようにして指先に止まる。指先に止まったトンボの足をそっと親指で押さえて、捕まえたものです。子供の前でやると、「魔法使いみたい!」と、尊敬のまなざしで見られること請け合いです。そんなトンボも東京ではなかなか見ることが出来なくなってきました。



「いま、兄ちゃんが捕っているんだから!」と、弟が、兄ちゃんの権力を笠に着て、網を持ってトンボを捕まえようとする近所の年長さんにストップをかける。子供の世界の微妙な力関係です。