マッチラベルだけではなく雑誌「暖流」も

「ボルガ」のマッチラベルでお世話になった結城音彦さんのブログ
http://hukosanbo.exblog.jp/3228858
には、私が探している本命の装丁の話もあり、高橋忠弥が装画を寄せている雑誌「暖流」が記載されていた。


これは、思いがけない拾い物情報だ。またまた結城音彦さんに甘えて、写真を転載させていただきます。忠弥が得意とするモチーフの一つだ。1987年といえばフランスから帰ってきてからの作品だが、このモチーフは・渡辺喜恵子『啄木の妻』上・中・下巻(毎日新聞社、1980[昭和55年])の見返しなど何度か目にしている。


結城音彦さんのブログ風胡山房「西口界隈第二部酒場『ボルガ』のこと」には、忠弥と直接交流のあった生の話が連載されているので、毎日すこしずつ読ませていただいている。忠弥装丁本に関する情報発信基地のつもりだったが、最近はすっかり受信基地になってしまった。なんといっても結城音彦さんは体験談なのだからかなわない。